-災害時の応急対策業務の実施-
栃木県と栃木県建設産業団体連合会(建産連)とで平成17年10月に基本合意し、「災害時の応急対策業務の実施に関する協定書」を取り交わされた。これにより、当協会も実施団体の一員となり、毎年、建産連を通じて業務協力者名簿及び会員の所有する資機材を報告し、災害時における資機材の提供等に備えている。
また、災害時における栃木県への資機材の提供を行うため、栃木県建設産業団体連合会を通じてこれらの最新の情報を提供しました。なお、これらの取り組みは、栃木県の総合評価落札方式の入札に際して、評価項目の対象になっています。
-愛パークとちぎ事業 -
当協会は、平成20年5月に、栃木県(公園事務所長)及び県の大規模公園6カ所の指定管理者と野間で、「愛パークとちぎ事業」に関し合意書を締結し、同年6月から環境美化の地域貢献活動として開始し、各公園において年3回の園内清掃を行っています。
現在、栃木県総合運動公園、那須野が原公園、みかも山公園、わんぱく公園、中央公園、鬼怒グリーンパークの6公園で活動しています。愛パーク活動への会員の参加は任意ですが、多くの会員や社員の皆さんが近隣の公園で清掃活動を行なっています。活動は、新聞等を通じ周知され、地域社会における当協会の存在をアピールしているところです。
令和5年度は、計18回実施し、延べ383名の会員が参加しました。
なお、この活動は、栃木県の総合評価落札方式の入札に際し、ボランティア活動の一つとして評価項目の対象になっております。
-労働災害防止活動-
労働災害防止活動の一環として、建設業労働災害防止協会栃木県支部との合同で安全パトロールを実施すると共に安全講習会を開催し、会員企業の工事現場における安全の確保を図るとともに、会員企業の労働安全衛生に関する意識の高揚を図っています。
令和5年度の活動として、11月6日に安全衛生セミナー『建設業における労働災害の現状とその防止に向けた取組み』を建災防栃木県支部と連携して建設産業会館において開催し、特に経営者の皆様に、労働災害防止と安全衛生への理解を深めていただくよう努めました。
また、令和6年1月26日に「合同安全パトロール」を建災防栃木県支部及び栃木県県土整備部建築課と合同で、足利市の栃木県立足利高等学校新校舎ほか新築電気設備工事・新築機械設備工事の工事現場において実施し、安全管理や安全意識の高揚に努めました。
(1)安全講習会
○ 日 時 令和5年11月6日
○ 場 所 栃木県建設産業会館 3階 大会議室
○ 参加者 51名
○ 内 容 建設業における労働災害の現状とその防止に向けた取組み
(2)合同安全パトロール(建設業労働災害防止協会栃木県支部との共催、 栃木県県土整備部建築課参加)
○ 日 時 令和6年1月26日
○ 実施個所 栃木県立足利高等学校新校舎ほか新築電気設備工事
栃木県立足利高等学校新校舎ほか新築機械設備工事
○ 参加者 20名(協会 16名、建災防栃木県支部 2名、県建築課 2名)
-講習会・研修会の開催-
関東地方整備局営繕部による「令和5年度入札契約制度等説明会」を7月28日に開催しました。
(1)令和5年度 入札契約制度等説明会
〇日 時 令和5年7月28日
〇場 所 栃木県建設産業会館 3F 大会議室
〇参加者 47名
〇内 容 『円滑な施工の確保に向けた取組みについて(営繕工事)』
-意見交換会の実施-
当協会では、国や県などの発注機関や設備業界と関係の深い団体と意見交換会を行い業界の実情を伝えると共に様々な課題への対応などの情報収集を行っています。
発注機関とは、栃木県県土整備部技術管理課・建築課と、自然災害対策、補助金事業の分離発注、発注単価、長寿命化対策、資材高騰及び調達資材遅延に伴う共通費の増額などについて、活発な意見交換を行いました。
業界団体とは、カーボンニュートラルに向けた設備設計を議題として(一社)栃木県設備設計事務所協会と、また、BIMの現状や設備設計者の不足等を議題に(一社)栃木県建築士事務所協会と、業界情報の収集や課題等について意見交換を行いました。
(1)関東地方整備局営繕部、宇都宮営繕事務所
○日 時 令和5年7月28日
○場 所 栃木県設備業協会 会議室
○出席者 協会:正副会長、事務局長
国側:関東地方整備局営繕部技術評価課長、課長補佐、宇都宮営繕事務所長
○議 題 現在の設備関連工事の自治体・民間の発注状況について
営繕部発注工事について
(2)栃木県県土整備部技術管理課及び建築課
〇日 時 令和5年12月1日
○場 所 県庁 会議室
○出席者 協会:正副会長、経営委員会正副委員長、総務委員長、
教育安全委員長、三設未来会代表幹事、事務局長
県側:建築課長、技術管理課課長補佐(総括)他
○議 題 県立高校の体育館への空調機の設置
働き方改革と後行程へのしわ寄せ、
カーボンニュートラルに向けた設備設計と計画的な発注 他
(3)(一社)栃木県設備設計事務所協会
○ 日 時 令和5年12月6日
○ 場 所 ニューイタヤ
○ 出席者 協 会:正副会長、経営委員長、事務局長
設備設計:正副会長、常務理事、監事
〇 議 題 カーボンニュートラルに向けた設備設計、県立高校体育館への空調機の設置 他
(4) (一社)栃木県建築士事務所協会
○ 日 時 令和5年12月13日
○ 場 所 ニューイタヤ
○ 出席者 協 会:正副会長、経営委員長、事務局長
建事務:正副会長、専務理事
〇 議 題 設設備設計者の不足への対応、カーボンニュートラルに向けた設計、BIM全般 他
-要望活動-
建築物の近代化・高度化が進捗、居住空間等へのニーズが高まるなか、当協会は、公共工事において設備工事の分離発注の推進や事業量の確保、入札制度等を中心に据え、要望・陳情活動を行うと共に、資質向上、施工技術の研鑽、工事管理の自覚等、信頼確保に向けた努力を重ねてきました。
令和5年度は、9月12日に、自民党政策要望懇談会に対し、自然災害対策、分離分割発注や安定的・継続的な工事の発注などについて要望を行いました。12月1日に、栃木県県土整備部技術管理課・建築課と、補助金事業への分離発注の適用、資材の納入遅延に基づく共通費の増額、持続可能な社会の実現と設備工事の推進などについて意見交換を行い、意見交換を踏まえ12月19日に栃木県県土整備部長への要望を行いました。1月30日に、公明党政策要望懇談会に対し、安定的・継続的な工事の発注などの要望を行いました。
(1) 自民党栃木県支部連合会政策懇談会
○ 実施日 令和5年9月12日
○ 出席者 小牧会長、事務局長
○ 自民党 木村幹事長、螺良幹事長代行、日向野政調会長 等、自民党県議団
○ 要望内容 自然災害対策、分離分割発注、安定的・継続的な工事の発注、
持続可能な社会の実現と設備工事の推進 他
(2) 栃木県県土整備部への要望
○ 実施日 令和5年12月19日
○ 場 所 県庁舎本館15階会議室
○ 出席者 正副会長、経営委員会委員長、事務局長
○ 相手方 県土整備部長、次長兼監理課長、県土整備部次長、参事兼技術管理課長、建築課長、道路保全課長 他
○ 要望内容 資材高騰及び調達資材遅延に伴う共通費の増額、分離分割発注の推進、
発注単価、長寿命化、自然災害対策 他
(3) 公明党栃木県本部政策要望懇談会
○ 実施日 令和6年1月30日
○ 場 所 県議会棟 応接室
○ 出席者 小牧会長、事務局長
○ 相手方 野澤県代表、西村幹事長、山口顧問、他
○ 要望内容 安定的・継続的な工事の発注、持続可能な社会の実現と設備工事の推進 他
令和4年11月に新たに協会のホームページを作成し、
協会並びに会員企業の情報発信力の強化を図りました。